リフォーム会社の在庫一掃セールで知らないうちに「見込み客離れ」が起きる現実

リフォーム会社がつくる、「在庫一掃セール」と書かれたチラシが郵便ポストに入ることがあります。

内情を言ってしまえば、通常の価格ではなく、ほぼ仕入れ原価で提供しています。

お客様には「お得」と思わせることができる、「集客用のチラシ」ですね。

ここで、視点を変えてみてほしいのです。
リフォーム会社側からみる「在庫一掃セール」とはどういったものなのかみていきましょう。

在庫一掃セールを行うリフォーム会社の弱み


私が経営しているリフォーム会社では、「在庫一掃セール」と打ち出しチラシを打ったことはありません。
理由は、今からお話していく中で理解していただけるでしょう。

緊急性がある商品の在庫はある程度必要



弊社の在庫はほぼゼロ。
わざわざリスクを背負って高額在庫を持つ必要はありません。

緊急性がある商品のみ、1点、2点の在庫は確保しています。
緊急性がある商品とは、トイレやガスコンロ、給湯器などの、故障したら生活が不便になるものですね。

卸業者も在庫は持たない時代



冒頭でお話しした「在庫一掃セール」と打ち出している会社。
在庫一掃セールとチラシに打ち出す目的で、わざわざ在庫を買っているのでしょうか?

卸業者も在庫は持たない現代。
在庫を抱えてればそれがリスクになります。

お客様に注文いただいた際に、その都度発注するのが理想です。

在庫を持つ必要はどこにもありません。

在庫一掃セールを行わないといけない本当の理由



「在庫がたくさんあって、それを原価でもいいから売りさばきたい。」

このような状況があるのなら、ほとんどの場合、営業マンの発注ミスが原因です。

お客様との打ち合わせがよく出来ていない場合、色の違い、サイズの違いなどでの発注ミスは起こり得ます。
その際、発注ミスの商品は、リフォーム会社の在庫となってしまうわけですね。

在庫が多いリフォーム会社=発注ミスが多いリフォーム会社だと言えます。

感の良いお客さんは気づきます。
こんな会社に頼めるか!となってしまう可能性があるということです。

たとえ発注ミスして在庫になってしまったとしても
「在庫一掃セール」のキャッチコピーの部分は上手に変えて打ち出す必要があります。

私のリフォーム会社も設立当初から発注ミスがひとつもなかったわけではありません。
発注ミスが原因で、在庫を抱えることになってしまった経験は誰にでも起こりえることです。

そんな状況になってしまった時は、在庫一掃ではなく、キャッチコピーを考えてお客様に買って頂いた事もありました。

どう伝えれば、抱えることになってしまった在庫を売りさばくことができるのか。

それは、お客様に打ち出すメッセージに答えが隠れているのです。

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