商圏平均単価を知り尽くせ!成約率と売上が劇的にアップする理由と根拠

あなたは、あなたの商圏地域のリフォーム工事単価を知っていますか?

商圏エリアの平均工事単価はきちんと把握すべきです。
市区町村別で調べることができるので、今すぐ調べましょう。

平均工事単価を知らないといけない理由


工事単価を調べていくと見えてくることがあります。
逆を返せば、商圏内の工事単価を見ていかなければ見えないということでもあります。

知らずに過ごせば損することになるので、この機会に見直してみてください。

今回は、
山口県を例として、一緒にみていきましょう。

山口県のリフォーム規模

山口県のリフォーム市場規模は、928億円。

人口総数は141万人。
人口密度(1キロ㎡当たり)230人。

住宅総数は706,400軒で、591,600世帯。
持ち家住宅の数は、396,100軒

というデータを集めることができました。

山口県全域のリフォーム工事のすべてを、
私の会社が請け負うと仮定すれば、928億円の売り上げになります。

山口県全域で年間のリフォーム工事件数は、66000件。

平均工事単価を計算してみると、
928億円÷66,000件=140万円なので、

1件当たりの工事単価は約140万円になりますね。

では、比較対象として、広島県も同じようにみてみましょう。

広島県のリフォーム規模


広島県のリフォーム市場規模は、1,169億円。

人口総数は284万人。
人口密度(1キロ㎡当たり)335人。

住宅総数は1,393,500軒で、1,171,800世帯。
持ち家住宅数は、729,800軒

広島県全域のリフォーム工事のすべてを、
私の会社が請け負うと仮定すれば、1,169億円の売り上げになります。

広島県全域で年間のリフォーム工事件数は、194,000件。

先ほどと同じように平均工事単価を計算してみると、

1,169億円÷194,000件=60万円

1件あたりの工事単価をそれぞれ見てみると、
山口県はリフォーム工事1件あたり140万円。
広島県はリフォーム工事1件あたり60万円になります。

工事件数は、山口県が66千件に対し、広島県は194千件。その差は3倍にもなります。

リフォーム工事1件単価を知ることでわかる、お客様へのアプローチ



リフォーム工事で考えてみましょうか。

この数字からみて取れることは、

広島県ではリフォームをする場合、キッチン工事のみ行う(単価が低い)
山口県ではキッチン工事+オール電化工事などを一緒に行う(単価が高い)、ということになります。

広島県では「古い所だけをリフォームして、その他はまた悪くなった時に」。
山口県では「どうせやるのなら一緒にあれもしたい、これもしたい」という傾向があるのが見えてきますね。

1件の工事単価がわかれば、どのようにお客様にアプローチしていくのかが見えてきます。

広島県でのリフォームの場合は、「とりあえず1つの工事に絞って提案する」ことが良い結果につながり、

山口県でのリフォームの場合は、「この工事をするのであれば、●●の工事も一緒にした方が良い」と提案しながら進めると良い結果に繋がると言えるでしょう。

この数字が全てだとは言いませんが、ひとつの指標にはなりますね。

地域別のリフォーム工事単価を調べてみると、地域性など、調べてみないとわからないことが見えてきます。

当てずっぽうではなく、根拠のある提案ができることで、お客様からの目に見えない信頼構築にもつながります。

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