そんな塗装屋さんの悩みをよく耳にします。
下請けから元請けになるには人それぞれに順序というか、やり方が違ってくると思っています。
今回は、私の過去を例にとって、下請けから元請けになることについて、お話していきます。
私が下請けから元請けに切り替えたタイミング
私の場合をお話すると、下請け時代の元請けをスパッと切って、翌日から私が元請けでやっていきました。
もちろんその時は顧客もいなければ仕事もない状態ですので、この頃は一番苦しかった。。
そうしないと、そのままズルズル行ってしまうと思ったので思い切っただけですが、このやり方が良いとは限りません。
収入源がないので、本当に辛かったですね…
この頃のことは忘れることができません。
元請けになる期日を決める
元請けになると決めたなら、いつまでに元請けになるのかを決めるとよいですね。
下請けでやっていて、1年後元請けになると決めたなら、下請けの時に、元請けになる準備、自社で顧客を増やすなどしていかないといけません。
やり方としては、ポスティングが一番です。
ネット広告や新聞折込などであれば、元請けの目にとまってしまいます。
下請けを切られたら収入源がなくなるリスクが高まるので、計画的に元請けになるのであれば、自社でポスティングをお勧めします。
ポスティングもやはりあなたの会社の周りが良いですね。
仕事終わりに社員と一緒に30分間ポスティングの時間を作る。
これを1年続けていけばあなたの会社に顧客は出来てくるでしょう。
私の知り合いからみる、下請けから元請けへ転向した方法
私の知り合いには、下請けをやりつつ、元請けもやっている業者さんがいます。
屋根工事、外装工事を行っている会社です。
屋根工事が出来る会社も少なくなってきていますので、住宅メーカー、個人の工務店、建設会社からの依頼が多いのも現状ですが、自社でも自社の周りにポスティングして元請けとしても仕事をとっています。
単純計算ですが、下請けの量や売り上げは毎年変わらないとしたら、元請けで行っている工事分は、仕事量も増えて売り上げも上がり、利益はいままで以上に残ります。
絶対に元請けになる必要が無いのでしたら、このようなやり方でやって行った方がリスクはないし、資金面でもさほど苦しくはならないでしょう。
でも、この場合、必ずある事に直面します。
それは、元請けで取っている工事が予定していた日程よりもズルズル延びてしまう事です。
下請けをしていたら、工事の予定はある程度は組めるのですが、いつ、仕事依頼がくるのかはわかりません。
殆どの元請けは「早くやってくれ。工期に間に合わないから」と急かしに急かします。
そうなると、自社で取っていた仕事に手が回るハズがないので、お客様から工事をキャンセルされる事が出てきます。
このような状況であれば、「外注に頼めばいい」と思うかもしれませんが、
下請けの仕事を外注に頼むとほぼ、会社にはお金が残りません。
それに、元請けは「あなたの会社に頼んだのに外注が来るのならもう頼まない」となりがちです。
自社で取ってきた仕事を外注に任すと良いと思うでしょうがこれにもまた問題があるのです。
自社でポスティングをして仕事を取ってきて。さあ工事って時に外注さんが行けば家の方は「え?」って思うでしょう。
あなたの会社に頼んだのに、違う会社の方がきて工事をして、集金時だけ来るとなると、次の依頼はありません。
どのやり方で元請けになるのが良いのかはあなたの考え次第ですが、
元請けになり、あなたの会社の予定で工事を進めていくことがお客様にも会社にも必ず良い結果になるはずです。
そうすることで、リピート依頼も増えて、口コミであなたの会社の評判は広まっていきます。
元請けでやってみたいと思う気持ちがあれば、一度元請けでやってみることを私はお勧めします。
私も一から元請けでやってきたので色んな事をアドバイスできますし、私のメルマガでは「どのようにして下請けから元請けになったのか」というリアルな体験談をお伝えしていますので、メルマガに登録して
参考にしてみてください。
登録はこちらです。