リフォーム経営者の方からよく、チラシの中身について、改善すべきところはあるかと聞かれます。
今回は、私がリフォーム会社を経営する中で使う「集客できるチラシ」について、掘り下げてみたいと思います。
チラシ集客でお困りのあなたの一助となれば幸いです。
では早速みていきましょう。
経営者が自分で考えないで作るチラシ
これは、どこかでみたことあるな〜というようなチラシですね。
ネット上に転がっているようなものや、他社で使っているチラシを会社名など固有名詞のみ変更して使用しています。
これらを使えば、チラシの作成自体は容易になり、チラシを打つ事に限って言えばハードルは下がります。
ですが、それで集客成功となるかと言えば、そんなに簡単ではないというのが実際のところではないでしょうか。
チラシを撒いた時の反響率
チラシの反響率は、良くて3000分の1と言われています。
となると、10000枚撒いてもゼロの場合もある、ということになりますよね。
私がオススメするのは、自社チラシを作るならば、あなたの会社にあったチラシを作るということです。
小さい会社が大手の会社のように総合リフォーム系のチラシを作っても
他社との相見積もりにしかならないことが多く、あまり良い結果はでません。
何より、大手のようにチラシを打ち続けること自体、小規模の会社にとって、資金面で痛手となるので、継続していくことは困難になります。
となればやはり、チラシの反響率をあげる施策が必要になるわけで、
よくあるようなチラシを真似て作っているようではダメなのです。
あなたの会社に合ったチラシが必要不可欠になります。
反響率が増えるチラシとは
問い合わせが増えるチラシを作るためには、前述した通り、自社にあったチラシを作ること以外ありません。
例えば外壁塗装の会社が水回りのチラシを打ってもお客様には響かない。
それよりは外壁塗装のチラシを作り、そのチラシを小さい地域でテストして、そのチラシをまき続けた方が必ず良い結果が得られます。
当たり前のことですが、小さな(安価)工事のチラシと、高額な工事のチラシとでは反響率も違います。
あなたはどうでしょうか?チラシをみただけで何百万円もの商品を即決することってできるでしょうか。
よっぽど緊急性がない限り、そんな度胸試し的なことができる人はいないでしょう。
高額商品を金額デカデカと載せてチラシを作っても、反響は見込めません。
まずはあなたの会社でできる小さな工事のチラシを作ること、そしてそのチラシでお客様を集客して、良い仕事を提供すること。
その流れができれば、次何かあったときも依頼してみようかな、と思うのが人間の心理ではないでしょうか。
顧客になっていただき、それから高額な工事の依頼を頂けるように仕組みを作ることが、高額工事依頼を自然な流れで受注できることに繋がります。
まずはあなたの会社にあったチラシを作ること。
それも小さいところからテストで配布してみることは必須です。
あなたの会社の強みはなんですか?
他社との違いはなんでしょうか。
一度その辺りを考えてみるのも必要かもしれません。
あなたの会社のチラシ集客がうまくいくことを切に願います。